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このページには通常、鉄道に関する無駄話や謎めいたネタを毎日更新していきます。また、目立ったことがあった場合は行動報告(近況報告)として書き込む場合もあります。なんといっても管理人が「乗る」人なので撮影といっても…記事は列車に乗って旅に行きたくなるようなものを目指し(超理想形)…ます。 日常については「裏」のページを見ましょう。ただし更新がサボり気味なのですが…
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おけいはん教.bmp

2009年11月30日

新潟強風デスティネーションキャンペーン(3)

 「更新が無い」とか「(3)を書け」とのことですので、うだうだ気分で(3)に突入します。試験前に終わりそうで良かった良かった…秋撮はどのみち書くことになりそうですが(え?


 前回の直江津からつづきを。。。

======

 <第3回目・やっと強風ネタ登場w>

…面倒なので展開を理解してもらうべく、予定行程と実際の行程をまとめて掲載。

◆予定行程



直江津14:18→(ほくほく線841M普通)→15:09十日町
15:19→(飯山線135D未乗区間)→15:47越後川口16:10→(上越線1743M)→16:32
長岡17:01→(信越本線451M普通)→17:27東三条17:35→(弥彦線242M未乗区間)→
17:55吉田18:06→(弥彦線276M未乗区間)→18:14弥彦<折り返し>
18:21→(弥彦線279M)→18:30吉田18:41→(弥彦線247M)→18:54燕三条
19:33→(上越新幹線MAXとき348号)→20:54大宮


◆実際の行程※橙字は実際の遅延時刻(およそ記憶の範囲)



直江津14:2914:35→(信越本線1339M普通)→15:1215:30柏崎15:2215:32
→(越後線159M)→16:3117:25吉田18:06→(弥彦線276M未乗区間)→18:14
弥彦<折り返し>18:21→(弥彦線279M)→18:30吉田17:3818:35→(越後線163M)
→18:2720:57新潟21:31→(上越新幹線MAXとき352号)→23:14大宮



 窓口で運転状況についてかけあっても「分からない」の一点張りで、交渉ばかりで少し疲れたところに登場した、直江津駅の長蛇(誇張しすぎかw)の列が出来たみどりの窓口。
これは!!
…と思って、列の並びの割には誰もいない時刻表コーナーへ。「文字の大きな〜」を取りかけて止め、普通の「JR時刻表」をひっくりかえすと直江津からの電車を調べまくった。殆ど電車が発着しそうにない構内には4番線だけに、何故か光り輝くような115系が停車中。電光掲示板曰く29分発の長岡行きらしいが、もう20分を軽く過ぎている。早く行程(弥彦線と飯山線十日町以北に乗れるもの)を決めないと「それ」に乗り遅れるかもしれない、と「それ」(=115系)で行けるプランを考案したところ、弥彦線から乗って信越本線・上越線を南下すると飯山線に接続し、十日町で最終の「はくたか」に間に合うことが発覚。またまた
これは!!!
と思って、早速4番ホームへ。本当は信越本線の運転状況を聞きたかったのだが、相変わらず改札窓口は混んでいた上、強風源がすっかり「ほくほく線沿線だけ」と思っていたので発車時間が迫り、そこらへんはスルーして階段を下りる。
下りた先には、狙っていたかのように駅弁の出店が待ち受けていた。やっと昼食を忘れていたことに気付いた自分は、珍しく1000円でお釣りが来る駅弁を購入(普段は1000円札だけで買う)。要は飲み物が欲しかった…(爆

 4番線に停まっていた115系はまさしく長岡行きであったが、想像以上に席が埋まっていて海側のBOXがなかなか空いていなかった。最後尾でやっと空きBOXを見つけたものの、座ったら(多分移動しようとしていたのだろう)気持ちの悪い撮り鉄様が凄い勢いでこちらを睨み、舌打ちを連発。無駄な注目を集めてしまった。というかなんで始発駅なのにわざわざ移動するんだ?乗った時に海側座れよ…
 残念ながら14:29発にも関わらず、同じ信越本線の妙高の連絡待ちで5〜6分ほど遅れて直江津を発車。直江津の跨線橋が一番前しか無い構造だったので最後尾車両が混雑することは無かったものの、近くのBOXから無駄な舌打ちが聞こえてきたのは禁句。

 黒井、犀潟とお馴染みの駅に停まり、"問題の"ほくほく線とおさらばするものの、景色変わらず、海岸側にはうっそうとした防風林とその奥に少し見える民家…
 そんな景色飽き飽きしてくると、やっとというように柿崎駅あたりで眺望が開けて海岸線が見えるようになった。なぜか国道より鉄路の方が海に近い…しかしそれは違う意味を持っていた…

車掌「これより先、柿崎駅から米山駅までは強風に対する安全確保の為、速度を落として運転いたします。現在より遅れが15〜20分ほど増す見込みです…」
ktkr↑
 予想以上に早くやってきた徐行運転。柿崎に到着するころにはちょっとした危機感を持ってはいたが、あれよあれよという間に現実のものとなった。思っていたよりも信越本線は海沿いを走っていやがる(直江津〜柏崎間は夜行でしか乗ったことが無い)。


20091115 131.jpg

 柿崎を出ると、雑風景な海岸が車窓に広がった。反対側の、それも一段高いところに国道があり、噂の(何が?)北陸道なんかはさらに上を通っていらっしゃる。道路は正しい。鉄道は脆い…
 ほとんど青い部分が見受けられない海も、10分もすれば飽きてきて、むしろ強風でみしみしと唸る車両の方に不安を抱き出したりした。何せ強風による徐行運転なんて初めてである。それに日本海側といえば特急い●ほの脱線とか…

 不安からか少し窓を開けて、おだやかで無い波音と冷たい風を楽しみながら、ふと視線を右に移すと国道では電車の2倍以上と思われる速度で沢山の自動車がこれ(115系)を抜かしていた。おまけに対向の特急「北越」も勿論徐行規制を受けており、そのためそこいらの軽トラに軽々しく抜かれるという悲惨な状況が生まれていた。ま、どうせ柿崎過ぎれば抜き返しそうですけど…

 米山という小さな駅に着いたのはかれこれ20分近くたってから。米山から先はいきなりトンネルになっていて風の心配が無い為、徐行解除されるらしい。トンネルに編成全部が入りきると久しぶりに115系のモーターが唸りだした。たまにはトンネル内の反響も力強くて良いものである。


20091115 136.jpg

 その後もちまちまトンネルから顔を出していたが、一切速度を落とさず(これが俗に言う「ご都合主義」)幾つかの駅に停車(客いなさそー)。あの「日本海に1番近い」とか言われる青海川にもしっかり回復運転しながら停車しました(誰も居ない&降りない)。

 青海川を出ると2駅で柏崎。柏崎には20分弱の遅れで到着。流石同じ会社線なだけあって、本数が僅少である越後線の電車は連絡待ちをしてくれていた。まぁこれだけ電車が少なければダイヤ乱れとか関係ないもんねぇ…最後尾から前に向けて猛ダッシュで乗換えました(馬鹿w

 乗り換えた先の越後線も、本数が少ない線区なのにお客は意外としっかり乗っていたので空いていそうな最前部まで前進。1番前の車両は3人くらいしか乗っていなかったんだけど…なんでだ?(最後部車両は40人くらい居た)
 越後線は昔は優等列車が走っていたそうだが、今は見る影も無い線区である。といってもそれは非電化時代の話で、国鉄末期に直接吊架式という手抜き電化を行って今に至っている。このような規格のせいで最高速度が85km/hに抑えられているのは痛い。JRの特徴でローカル線のくせにあちこちの駅に退避設備が備えられている。少し手を加えれば電車特急でも走ってしまいそうなのが勿体無いところだが、現に長距離列車などが迂回した実績も…あったような無かったような…

 ぼーっと外を眺めていたら、空は結構早く暗くなってきた。そろそろ吉田に着くのだろうか、と思って時刻表を見ていたころ放送は入った。

16:20…車掌2「これより先、小島谷から寺泊までは強風により運転見合わせとなっております。この電車も小島谷駅でしばらく停車いたします。お急ぎのところご利用のお客様には大変ご迷惑を…」

 なにも無いような(でも跨線橋だけはあったような希ガス)2面2線の交換駅で115系はピタリと活動を停止した。動く気配は無いらしい。
 
 ちなみにこの小島谷駅、wikiによると「1日平均の乗車人員:143人(2003年度)」となっており、紹介文には「駅舎は待合室の機能のみ。券売機とトイレなどが設置されている。」とある。どうやら物凄いローカリングな駅であると思われる。さらに…「列車の行き違いがない場合は両方向の列車とも、駅舎(南側)に面する1番線から発着する。」とも…なんと!当該電車は本数僅少でレアな柏崎行きと、この小島谷駅で!待ち合わせする手筈だったらしい(言いすぎw)。
 その通り、対向電が来るまでは前方には停止が点灯しており、運転室からは運転通告の指令的な(股尾シリーズであったやつ)無線を言い合っている声が聞こえた。当分動きそうに無い。車内には誰も居ない(運転士以外w)。外は寒そう、しかし中は中で乾燥していて暑い(ドアは手動扱い)。駅の外で遊ぼうにも1人だし、勝手に発車されると非常に困る…


20091115 138.jpg

 見事やることが無くなってしまった。1人というのは不便極まり無い。ともかく涼を求めつつ風の具合を確かめるために、窓を開けてしばし発車を待つことに。おまけに困惑した状態であったからか、直江津で購入した駅弁を食う気にはならなかった。


20091115 139.jpg
窓から外を眺める――外の風は意外と強く、そして冷たい


20091115 143.jpg
いろいろとネタにされる「問題の中吊り広告」を接写


 更新115系の中で遊ぶネタはすぐに尽きた。…とりあえず…音楽聴くか…


■16:41
20091115 142.jpg

    ▼20分経過
■17:02
20091115 145.jpg

 あなたはこの変化に気付けるか?…というか、日が暮れた以外に変化が無くないか?
↑その通り

 17時頃まで一切の変化はありませんでした。抑止から40分ほど経った頃に、やっと運転が徐行ながら再開され、待ち合わせをすることなく信号は出発進行を表示、闇夜の田畑の真ん中を貫く恐怖の強風ツアーがスタート(別にかけた気は無い)。

………

 それから20分少しで電車はようやく終点の吉田に到着した(ちなみに平常時より数分短縮したw)。吉田では越後線の続行と弥彦線の東三条行きがスタンバイ。しかし弥彦まで行かねば完乗にはならないので、跨線橋を行ったり来たりしながら(なにせホームにはブリザードが吹き荒れている。嘘)あれこれ思案。そのうちに東三条行きも新潟行きも発車してしまった。その上に吉田駅の駅員には軽く突き放され、(もう燕三条に帰ってしまおうか)とも考えた。もっとも飯山線はどうせ行けないだろうと、先ほどの長停で断念していた。
 それでも飯山線に乗れず、弥彦線も中途半端…というのはよろしくないので考えを転換。後続の東三条行き(弥彦行きは無くても反対行きはあった)車掌に絡むことに…すると

車掌3「新幹線は21時過ぎが最終だから、多分弥彦まで行っても大丈夫!」
おお!なんと心強い!
D「これから先は徐行でも運転はするんでしょうかね?」
車掌3「それは風まかせだからねぇ…でもずっと運休ってことは無いでしょうねぇ」
D「電車が動かなくなったら流石に代行輸送がありますよね〜」
車掌3「あぁ、そういうのは無いんですわぁ〜」
D「え…(絶句)」

(以下省略)


 ということで、車掌3に教えられた通り5番線から発車のワンマン弥彦行きに乗車。最初はドアが開いておらず、ホーム上の小さい待合室で飢え…じゃなかった寒さを凌いでいたが、じきに車側灯が点灯した。


20091115 148.jpg

20091115 149.jpg

 定刻の18:06より少し遅れ気味で吉田を発車したワンマン115系。弥彦までの10分間は力強く飛ばしてくれたが、やはり強風が怖かった(怖
 車内では新幹線で弥彦に帰ってきたのか、老夫婦が「燕三条から時間がかかったものねぇ」とか「こんなのは今年になって初めてねぇ」とか話していた。あぁ…新幹線……今・年・初・め・て、だって?(怯
→何故か録音していた走行音がこちら(mp3)

そして電車は無事終点の弥彦に到着した◆18:17(2分延)


20091115 157.jpg
終点・弥彦


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あえてここで終わりにします。次は最終回…の見通し?


>>第4回につづく>>

では/
posted by Dexef at 21:10| 京都 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 旅のメモ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年11月27日

勝手に「音鉄」カテゴリを設置してみた

 そろそろ頃合かと、「音鉄」カテゴリを設置してみました。…といってもアップされている場所は資料置き場の方ですけど。

 こちらはこちらで出撃日記的存在になるのでしょうかね。


 初めっから愚痴を溢すのもなんではありますが、この間201系H7で網棚録音していたら何故か「忘れ物」と勘違いされかけました。もちろん録音中のデータはその区間に限り失敗作に。

 「これの持ち主さんですか?」
 「えっ…、ええ(苦笑)」

 確かに立っていた人が網棚をちらちら覗いているのは分かっていたものの、録音中とあっては事情も説明できず…車内放送中にいじくられたものは切り取りでの再起が不可能…

 …とりあえず日本人の親切さが(色んな意味で)身に浸みたw

 その人は録音を知ってか知らずか必死に謝って逃げるように降車されて行きました。よっぽど自分は落ち込んでいたのだろうか。さすが201w

 他の区間はそれなりに録れていたので、後から思えば良い話なんですけどね…はは…

>>モハ200-256


_____________

【録音場所のこだわり】

上の一件から録音場所を見直しました。

◆放送録音→迷うことなくスピーカー直下

◆走行音録音→中心にしたいもの次第

・自然な走行音…本来は耳の高さでのステレオ録音が望ましいが、不可能なので基本的には座席上、膝上、机上など。VVVF車で空調OFFの場合は車内に響くので、網棚でも十分に自然な音が録れる。なるべくスピーカーの近くにスタンバイしたりドア付近を狙うのが王道。

・モーター音重視…VVVF車は場所を選ばないが、その他の場合は台車直上を狙う。小さく窓を開けられるときは、CPの場所を調査しておくのもGOOD。下、若しくは水平方向で録音。

・ジョイント音、ブレーキ音重視…この場合はモーター無し車両を探して乗車、空調吹き出し口に十分気をつけながら座席を選び、窓を開ける。風が当たらない位置を探して、水平方向で録音。


<網棚>
車内に響く音を拾いやすい。天井設置のスピーカーから流れる放送もクリアに録れるほか、乗客の出す雑音が低減、自分自身が自由に動けるので録音が楽…という長所の一方で、落下の危険性や身から離れて視界に入らないという問題点も…

<座席周り>
面倒な設定いらず、時間が無くてもさっさと録音が可能。やりよう次第では周囲の目もかいくぐれ快適な録音が出来る…代わりに雑音防止の為に身動きが出来ず、周囲の雑音(特に足音やビニール音、話し声)を溢れんばかりに拾ってくれる。短時間の録音では有利。

<足元>
残念だが未だやったことが無い。一説によるとモーター音が拾いやすいらしい。ただし足音がピンポイントに襲い掛かるほか、跳ね返りの雑音も拾いそう。放送などは絶望的かもしれない。



※少ない経験に基づく感覚的な結論です。苦情は受け付けません
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 音鉄は一発で成せるとは限らないものなので根気が必要かもしれません。特に車内で騒いでくれる未来の池沼候補のガk…じゃなかったお子様とかはイライラさせてくれます。しかしやりようでは話し声の低減も可能だし、何より"録音している方が変なことをしている"ので文句は言えません。あちら側から見れば「他号車に行けばいいでしょう」と思うのですし…
 録音中はつくづく貸切列車を走らせたいと思うものです(自分だけ?)…


デハ"
posted by Dexef at 21:49| 京都 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 音鉄 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年11月25日

Railside書き始めた?――ん,何の事かな?

ついにキタァァァaaaa

2010年2月7日から石神井公園駅上り線が高架化!!
公式PDF→http://www.seibu-group.co.jp/railways/kouhou/news/2009/1125.pdf


西武ネタといえば、なぜか旧2000系が池袋線を走ったそうで。
…ネタとしては良いかもしれないけど、あの顔は見たくないので定着しないで欲しいところ。というかそれは有り得ないけど…


終わ(ry


P.S.
2日前に未改造6000と101が池袋で並んで感動しました@東上線で帰宅
posted by Dexef at 22:05| 京都 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 黄色い電車関連 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年11月23日

03系…

"あの"住警器の広告が日比谷線にあって吹いたw

※画像は掲載予定


>>中央区の再開発現場にて(下画像)

20091015 039.jpg
やくみつる画

だいたい「あら電話だわ…」とか火付けたままで離れないだろw
…それにこの奥さん「住警器つけててよかった」とかポピュラーで無い単語がすらすら出てくるあたりが異常。


※新潟の話は一時お預けの方向性で。秋撮の文は、使える誰かが私に代わって書いてくれるとかいう一抹の期待をしておいてスルー。



おわ(ry
posted by Dexef at 10:17| 京都 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年11月22日

新潟強風デスティネーションキャンペーン(2)

前回は題名に新潟と付いている割に、新潟までたどり着けないというおかしな記事だったのでその続編をすぐに掲載。というより、本当は第1回目で糸魚川あたりまで書くつもりだったのに、「あずさ3号」の書き心地は良すぎた。←日本語的に変だ

大糸線を書くにあたって"ついでのように"キハ52形の走行音を追加しておいたので、そちらも注目のこと。にしても最後のブレーキ音は脳を刺激するので音量には要注意。


====

<第2回目・キハ52形について愚痴を述べておしまい>


 細くて狭い1番線を後ろに歩くこと約100メートル。改札口に続き、跨線橋の入口が姿を現した。人の流れの従ってそこに入り、反対側の島式ホームへ。降りた先では左にキハ52、右にはE127が停車していた。鉄ヲタたちは右の701もどきには目もくれずに、左側に固まってしきりにファインダーを覗きこんでいる…

 乗換え時間がそもそも8分な上、乗換えに3〜4分を費やしてしまった自分は完全に「負け組」の部類であり、車内の座席は既に7割方埋まってしまっていたので発車直前まで撮影活動に精を出すことに決定。


20091115 053.jpg
狭い構内で肩を並べる車両

 一通り撮り終って、というより元からキハ52形には興味が無いわけで… 発車の案内がかかった頃、やっと後ろ側から乗り込んで、運転台手前の空きスペースに身を落ち着けた。そしておそらく自分が乗ってきた気動車としては最古にあたる車両なので、記念に録音をしようと思っていたが…思ったよりも早く出発してしまった。というような訳で、音質は悪く、発車時の音があやふやなものに出来上がってしまったのが下作品である。本当は上げる気はしていなかったものの、この記事を書くにあたり上げることにしてしまった(え?)


南小谷→中土.mp3

 音から分かる通り、キハ52形はとんでも無く音が大きく、挙動も古めかしいものである。この車両は戦後、地方路線の無煙化を推進するために国鉄が大量導入したキハ20系シリーズのもので…

 1962年から1966年に製造された。キハ58系とキハ80系の好評を受け、騒音と振動の低減はもちろんのこと、量産効果の向上(コスト低減)の見地からも2エンジン車についてはすべて横形エンジンに統一されることになった。水平シリンダー形のDMH17Hを搭載し、床面点検蓋・車体中央壁面の排気管が廃止された。さらに、勾配線区での使用実績に基づきエンジンブレーキ機能が追加されている。照明は蛍光灯で、キハ20系の中ではキハ22形と並んで例外的な温水暖房車。スタイルと旅客設備を除いたメカニズム面は、急行形気動車のキハ58形と共通点が強い。
100番台は、静粛性に対する期待から寝台気動車の試験に供され注目を集めたが、音振や変速ショックの点で採用には至らなかった。その後も日本では寝台気動車が実現した例はない。

 とwikiには書かれているわけです。興味が無い部類なので全然分かりません。流石に寝台気動車には噴きましたが。あれだけうるさくて揺れる車両が「騒音と振動の低減」を施したものとは、当時の車両レベルの低さが良く伺えます。それでも当時から"鉄道ファン"は各地に生息したのであって、理解に苦しむところですね。当時のキハ110的存在と考えれば納得できそうですけど(爆


20091115 056.jpg
「やむを得ず、トイレを利用なさりたいお客様は運転士におたずね下さい」←気になる

 乗り場に看板が掲示されていて分かることだが、このキハ52系にはトイレといった設備は無い。製造当時は単行・両運転台にトイレを付けることが不経済だと考えられたのだろうか。今となっては単行でもガラガラというローカル線がある時代だけど、きっと往時は賑わっていたのだろう。引退が噂されるJR最後のキハ52形はそんな往時のように混雑してる。急峻な沿線には列車を(ある意味では)歓迎する撮り鉄たちが(どう考えても高速道路のETC1000円割引で)集まっている。もうローカル鉄道はどうしようもない時代が来る。車内の中高年の人々はこの車両を懐かしそうにしているが、どう頑張っても自分には即刻置き換えるべき気動車にしか見えない。置き換えとは言え、酉だから120を持ってくるのは目に見えているが、それで快適ならいいじゃないか、と思えてくるのはキハ52形のお陰。


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車内の混雑具合


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沿線風景

 南小谷以南の電化区間とはうって変わり、トンネルで渓谷をショートカットしてはカーブで谷に沿うような区間となる。人が住めるような場所も限られているので駅間距離も自然と長くなる。
 大糸線のダイヤは、基本的に一車両が糸魚川と南小谷を往復するだけという簡単なもので、区間中の交換駅は根知駅1つだけという極めて貧弱なものである。日中は交換列車が無い為、自由な走りが可能で、各駅では発車時間まで2〜3分も余裕が出来てしまったりする。全て無人駅でドアはワンマン扱いになっているが、ドアは手動式となっているのが特徴。駅の近くで撮影をした後、すぐに走って駅に停まっている列車に乗り込んでくる人や、降りた後すぐにホームで撮影をする人など様々で、人の観察は駅の停車時間を飽きさせない。むしろ駅の利用客が鉄ヲタ以外居ない…というのは禁句。


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運転台


20091115 072.jpg
必要以上に厳しい速度制限と役割を果たしていなさそうなガイドレール

 1995年に発生した土砂崩れで一部ルート変更を余儀なくされた大糸線。復旧の際、保守簡易化のため速度制限が大幅に抑えられる形となり、随分と所要時間を要する区間となった。そうは言っても、この赤字路線(たぶん)に大金を投じて復旧させた西日本は素晴らしい会社である、との声も多い。なお時刻表に記載されている「運休日」は保線作業のためとのこと。果たして、東日本が所有する南側の区間は赤字ということも無さそうなので北だけ廃止するわけにはいかない…という西日本の悲しい側面を浮き彫りにしている路線であるのか、大糸線は。E127やE257という新鋭車両に対抗してキハ120が導入される日は近いかもしれない。
…でも北陸新幹線が開業したら糸魚川は第3セクターの駅になるんだけどねぇwそうしたら大糸線もおしまいだろ…

 こうしてキハ52と大糸線の話で引き摺った2回目もネタ切れ。実際は50分くらいで糸魚川までやってきて、キハ52形撮影会が始まった。


20091115 089.jpg
なぜか信濃大町行き表示


 糸魚川駅は色んな意味で騒然としていて、最初に分かった理由が「新潟地方の強風による遅延・運休」であった。このとき12:50。早朝からこの状態であったにも関わらず、自分はこのときやっと運行情報を知ったのであった。まさにこの情報時代にあるまじき失態。首都圏のように電子音と共に液晶画面に遅延情報が知らされるというのは、鉄道会社のほんのサービスの一部でしか無いのだなぁと痛感する。


20091115 090.jpg
運休を免れた「はくたか」が遅れて入線

 構内で動き回るキハ52形を観察していたところ、遅れていた「はくたか」が北越急行681系で入線してきた。ちなみに赤いはくたかは初めて撮影しました…ゲーム画面でしか見てこなかった車両に少し感動。


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建設が進む北陸新幹線

 前述どおり北陸新幹線が開業すると、糸魚川駅は新幹線と第3セクターが管理する駅となって、おそらく西日本が介入できないものになると考えられる。もちろん北陸新幹線の上越駅以西が西日本による管理となれば違った展開も望める可能性もあるが…1つの新幹線を複数社が管理するという前例は無く、動向は掴めないところ。
↑ふと北越急行と北陸本線を引き継ぐ第3セクターが1直線になることに気付いた。大糸線まさかの第3セクター化?


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理解できない集い

 もう1つの理由は、糸魚川駅で催されていた謎の集い。隣にはキハ52形が2連で停車していて関連性のあるものだということは伺える。HMは「糸魚川ジオパーク記念列車」。もっぱら周囲を囲む鉄ヲタは記念列車にしか興味を向けず、集いを避けて行動している。もちろん自分もその1人。「はくたか」通過時には駅員が良く澄み渡る笛で集いを規制しつつ、撮り鉄(もちろん対象は「はくたか」ではなくキハ52形)を排除。西日本公認の行事らしい。


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糸魚川はホームラン推奨駅

 小雨が降ったり止んだりする裏日本*の糸魚川は、自分の体力をすごい勢いで奪っていった。気付くと手がシャッターを押せないくらい硬くなってしまった。北陸の寒さ恐るべし。記念列車が去って駅が静まるまで手袋をつけてベンチで大人しくしていた。

*裏日本…北陸4県の総称(隠語)。基本的に悪い意味で使われる。近代化で形勢逆転したという太平洋側の驕りが潜む言葉。ご当地では使ってはいけない

 記念列車が去ってから駅はやっと静まり、ダイヤ乱れの放送が聞き取れるようになって乗車予定の「はくたか13号」運休を知る。ダイヤ乱れの枢軸である北越急行を通らない、後続の直江津行き普通列車は定刻どおりの運転ということで振替の案内をされる。仕方が無いので寒さに唸りながら吹きさらしの2・3番線へ移動。例の集団が消えた島式ホームには冷たい風がひたすら吹き付けていた。寒い。ジモティーがにべもなく直陸不動で乗車口に並んでいるのが奇跡にしか見えない。


糸魚川→梶屋敷.mp3

 放送の通り定時に糸魚川に到着した普通列車直江津行きは475系3両編成。車内はガラガラだった。寒さに耐えかねて小走りで駆け込んだ車内は人がいないせいか寒々としていた。ここ糸魚川で5分ほど運休の「はくたか」を空退避すると定刻発車。「はくたか」は走らないのに貨物が長編成で過ぎ去っていくのが憎い。

 電車がすぐに海岸沿いに出てきて山に沿うようになると、糸魚川がいかに小さい町で、かなり海岸の近くに駅があることを知る。本当は新幹線が駅を作るような場所ではないだろう。特急が停車するのも不思議な話だ。これもフォッサマグナのお陰だろうか。
 しばらくすると長大トンネルが連続するようになり、トンネルとトンネルの間の隙間に駅を作っていたりするようになる。地元の学生は途中から乗って小さい駅で降りていった。いよいよ長いトンネルに入ると、トンネル内の駅筒石に到着する。

 筒石では駅員がホームまで降りてきていた。薄暗いホームが見えたが、雨で少し塗れて汚れた窓からは良く見えない。窓を開けられるような空気でもないので我慢したがいずれ行きたいところだ(峠なんかよりずっと)。


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直江津手前は虹が出迎えた

 谷浜を過ぎて、トンネルが無くなって平地が広がると直江津に到着。それまで寄り添っていた国道はどこかへ消えたが、代わりに信越本線がやってきて賑やかになる。駅手前の線路脇にあるアパート「コーポあずさ2号」は必見…というか噴いた。


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赤いKIOSKが東日本区間へ戻ってきたと実感させる

 475系で直江津に到着すると、反対側にはおそらく遅れてきたのであろう「はくたか」が北越急行683系で入線してきた。これまた初目撃。2度の感動に心躍らせながら到着前の放送で案内していた6番ホームに急ぐと…

HK100がいないぞぉw

…そうです、乗車予定の北越急行841Mは強風によるダイヤ乱れで運休が決定したのでした。後続の「はくたか」も前列車が運休しているだけあって微妙な様子。駅員は「今は分からないですねぇ」を連発してお話にならない(そりゃしょうがないが)ので飯山線は諦めざるを得ない展開となったのでした。

〜実行予定だった計画〜
直江津→(北越急行)運休→十日町→(飯山線)未乗区間→越後川口→(上越線)→長岡→(信越本線)→東三条→(弥彦線)未乗区間→弥彦→(弥彦線)→燕三条→<新幹線>


====

今日は手が冷たいので中々打てないので…このくらいで。
強風はまだまだ序の口で…


>>第3回につづく>>

おわり

posted by Dexef at 23:08| 京都 ☔| Comment(2) | TrackBack(0) | 旅のメモ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年11月21日

新潟強風デスティネーションキャンペーン(1)

何が何でも今回は2日目から書き出す。

というのは全く理由の無い話なのだが、とにかく今回は秋撮の文を書く気が起きないからこういう形態を取るしかない。

……え?…なんで秋撮を書かないかって?
当事者に聞いておいてくれ…

何というか…まぁ…廃れたもんだよ。


====


 快晴の日曜日の朝。家には24時間ぶりに帰って、寝るだけ寝て出てきたわけだが、前回(要は春撮)のように夜行2連泊でないだけで2日目の状態は限りなく違うものだと実感する。とにかく頭がスッキリしている。

 眠気など気にもならないまま、黄緑の電車に乗り込む。時間は登校時にそっくりだが、新宿で乗り換えるという気分だけで不思議なことに"わくわくするような"電車へと進化したような気がする。

 本当は貨物線で行けば早いものを、あえて「乗換えが楽」という理由1つで、時間の割に本数の少ない11両編成を待ったのは失敗だった。気が付けば205とE231、それぞれ1回ずつ抜かれた。おまけに1駅手前で運転見合わせしないだろうか、などと要らぬ心配までした。それほど乗換えた先の特急には期待をしているということだが、このタイミングで止まるくらいなら是非とも毎朝止まってほしいところだ…

 心配性がたたってか、新宿には15分ほど前には着いた。ともかく「急病人発生」とかいうありふれた理由で乗り遅れでもしたら、その先の行程は轟音を立てながら崩れ去ることに違いは無かった。このくらいの余裕は見るべきである(乗り鉄として&秋撮の罪滅ぼし)。


  *   *   *

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 今回乗車するのは千葉始発、南小谷行きの特急「あずさ3号」なので、早めにホームに下りたところで残念ながら発車前の余韻に浸れるとかそういうサービスは無い。それに指定席を確保しているので、なおさら下る気は沸かず、南口のドトールでコーヒー(ホット←ここ重要)を調達してみた。
 買ったホットコーヒーだが、紙袋に入ってこなかったことはともかくとして、なんだか運んでいる途中に少しずつ漏れてきた。幸い軽装なので対策はできたが、少しだけ山手線100周年記念のことを思い出す。

 結局のところ、25分には目的の乗車口に並ぶことになった。ちなみに発車は30分。千葉始発の特急は未だ姿を見せず、いつから並んでいるのかしらない自由席の長い列の人々は心配そうな面持ちだった。510円ケチった奴らざまぁ

 あと3分というあたりになると、やっと接近放送がかかり、ホームに活気が出てきた。指定席なので安心だが、どうしても早く乗り込みたい気分になるのは何故なのだろうか(しかし夜行快速とかに乗るときは早く乗ろうとは思わないという謎)。とにかくドアは開き、不思議なことに数人が降りて、乗車が始まった。

↑あずさ3号新宿発車までに行を使い過ぎたw


新宿発車後放送.mp3

 日頃の行いが悪いせいか、指定された座席は眺望が悪いほう(目の前が柱…な席)の窓側だった。周りを見渡したところ乗車率は40〜50%程度。それなりに快適な中、座席位置が少し気に食わないものの車内放送に耳を傾けた。窓割に反比例して…なのか、スピーカーは直上に1つ。始発駅でないせいか自動放送は至って簡素ではあったが、車掌さんが頑張ってフォローした。確かに客によっては、秋風に吹かれながら長い時間ホームで待っていたんだもんな。むしろそんなに「指定席のお客様への検札省略」を力説する必要は無いような…(←実際は座席確認すら松本まで1回も来なかった。手抜き鬱)

 最近工事が完成した高架区間を普段は見れない角度でしみじみ眺めた後、電車は立川、八王子と停車した。12月には上り線も高架になってしまうらしい。確かにもう片方の高架線の工事もかなり進んでいた。ちなみに通路を挟んだ反対側の客は、高架化工事告知ポスターを床に敷いて荷物置きに使っていた(泣

 八王子まで30分で到達した(しかも結構余裕そうに走っていた)後は、妙に谷深い区間を抜けて甲府方面を目指す。E233の終点、高尾を快調に飛ばして上り勾配の連続である甲斐路を西に進む。自然とトンネルの数も多くなってきて…トンネルごとに意識が飛ぶようになってきた(笑)
 それでも少しはコンパス時刻表の601ページを見たりする努力をした。しかし鳥沢の鉄橋を最後に意識は消えて…


 目の前には「塩山」の駅名標が見えた。
 どうも30分ほど寝落ちしてしまったらしい。特に眠気も無く、疲れても居ない中、"4時間絶対に寝ない"という意思があっけなく崩れたことが残念な一方で、"自由に過ごせる4時間"をじっくり楽しんでいるようで充実した気分も感じる。それはいいとして…

 ホットコーヒーがアイスコーヒーに変身したw

 ドトールのカフェラテは見事にアイスに変貌した。本当は八王子までで飲みきればよかったものを、コーヒー+特急から眺める非現実の車窓=贅沢の極み 的発想のもとに半分近くを山間区間の為に残しておいたのであった。もちろんアイスで飲めないことなど無いが、すごく損した気分がする…のは自分だけだろうか。三鷹や上野原あたりでは披露することの無かったE257の本領を発揮する中、菓子と一緒に"アイス"コーヒーを飲んだ。美味しいけど…付加価値(前参照)が消えた感は拭いきれない。

 山梨市に綺麗な制動で停車した後は、また例のごとく120`近くで中央本線を飛ばして2駅先の石和温泉に向かう。初めて中央本線の"本線"らしさを感じた。ちなみにE351もそれくらい出すのだろうが、E257の方が飛ばしている感は格上だ。ここらへんは「あずさ」なのに朝時間帯に走らない「かいじ」の役目を担っているため、1駅おきに停まるような感じになる。

 石和温泉でそれなりに降車が進み、甲府で乗車率は20%近くまで落ち込んだ。そんなに甲府で降りて良い事があるのだろうか?甲府って降車は多いが、それほどめぼしいものがあるような場所ではないと思う。

 指定席車両であるにも関わらず、随分甲府ですっきりしてしまったのは予想外であったが、折角なのでそれを好転と見て、窓割を理由に1席移ることにした。何せ南小谷まで行くのでは、まだ2時間30分も残っているのだから…

 韮崎でペンギンエリアとお別れすると、小淵沢まで20分近く停まらないようになる。平坦そうなところを走っているようで実は結構登っているという罠が潜む区間(は?)。景色は紅葉一色でとても美しい。


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車窓はやはり後席から見なくては…


 小海線以外魅力の一切無い小淵沢までは、比較的のんびりと走っていた。相変わらず小淵沢では降車客が多い。駅前はあんなに小さいのにねぇ?(春撮あたり参照)春撮では激しい眠気の中、ここから20分間E257に乗ったのであった。こうして終点の南小谷という未知の地まで乗っていけることの幸せを改めて噛み締めると、色付いた車窓は一層綺麗に見えてきた。
 精密機器でお馴染みの諏訪周辺に来たせいか、工場が増えて田舎というイメージは段々遠のいていくが、それも中央本線の顔だから仕方が無い。上諏訪で久しぶりに足湯を見て、岡谷付近の住宅の多さに驚いたところで中央本線(新線)の入口、岡谷駅に到着。新線の通過経験もあるが、大して記憶に残っていないので少し意識しておくことにしていたのだ。


岡谷→上諏訪間の走行音(mp3)

 ぶっちゃけ新しめなコンクリートと壁が延々続く塩嶺トンネルを通って、小さいみどり湖駅を通過するとワープしたかのようにあっという間に塩尻市街へと入ってきてしまう。新幹線のように(誉め過ぎた)高規格な線路は緩いカーブで左へと曲がる。カーブの先には既に塩尻の中心街が見えてくる。左手の山には、これまた春撮で通った中央本線旧線(辰野廻り)の線路が山沿いに下って来ているのが見えた。その山の標高線をトレースしていく単線は、このような客観的な視点に立つと到底本線に見える代物では無かった。

 すぐ近くに見えていた筈の旧線が合流してくるまでは案外時間がかかり、随分と速度を落として車庫が見えてくる頃になってから"みるからに地方交通線"な旧線は合流してきた。これで電線が無ければ完璧なのだが。合流してすぐに東海側の中央西線へと直通するための鋭い短絡線が分岐して行き、機関庫っぽいのが見えると塩尻駅に入線。
 塩尻で、近く座っていた人たちはほぼ降車してしまった。どうやら最近のブーム松本ではないらしい(殴
 隣のホームには、1両で旧線をひたすら往復するだけの仕事を課せられている「ミニエコー」がお約束のごとく停車していた。これでは奥のホームにいる葛西様の313系の方がよっぽど見栄えが良い。どのみち旧線の利用状態は悲惨なので「ミニエコー」が廃車されるときは旧線も廃止されそうなのだが…

※旧線ネタが多いのは個人的な趣味です


 戦前は30分もかかったという松本までの短い区間を10分丁度で走り、松本に到着すると、わあっというように視界に入っていなかった客たちが一斉に降車していった。流石、松本。
 一通り降り切った車内には場違いというように「自由席車両」を見失った子連れが乗車してきて車内を右往左往…その間に解結作業は手際よく終えられたと見え、たった2両を切り離して9両になった(全然身軽になっていない)「あずさ3号」は乗車率5%(指定席車両)という有様で松本を出発した。


松本発車後放送.mp3

 松本からは未乗区間、大糸線。ここはムーンライト信州で乗りつぶせてしまったりするが、明るい時間に訪れてじっくり車窓に浸るのが礼儀であるとは思っている。ので、こうして昼行特急で車窓を眺めているのである(すさまじい自己正当化に挑戦)。松本からは女性車掌に変わり、そのせいか端末片手に車内を幾度と無く巡回したが、座席を移っている自分(しっかりと切符をスタンバイしておいたのに)には一切声を掛けてこなかった。適当だな、おい。


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柵の取り払われた*単線からは信州の景色が広がる

*柵の取り払われた…もちろん元々柵が設置されていたという意ではなく、直通前の中央本線と比較して、というお話。下らない指摘の無い様に先手を打っておきます


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千葉みたいな線路近くに住みたくない症候群はここにも

 松本を出ると、単線でありながら目の覚めるような数で、頻繁に小さい駅が出現してきた。これも"大糸線"(大町から糸魚川まで)というだけあって、松本〜大町までは元々私鉄として開業してすぐに電化された為である。基本的に単線駅が多いように思え、年季も無いのでそういった後から付け足された感じの駅たちである。首都圏のように駅があるとは言え、普通電車は日中1時間おきの運転なので対向電車には頻繁に会うわけでもない。というより9両編成が退避できるような設備がある駅は限られているに違いない(よく考えたら退避する2両のE127が収まる駅ならどこでも良いのか…)…

 豊科と穂高の2駅に停車し、登山客っぽい人を含めた僅かな乗降(乗る人もいる)があると11時1分に信濃大町に到着。ホームでは客室でも十分に聞き取れるくらいしきりに「立山・黒部アルペンルート最寄駅」の放送を行っている。ここからが国鉄によって建設された大糸線であり、随分と雰囲気は変わってくる。


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最近良く見かけるタイプの待合室がE127と違和感無くマッチしている光景は「信濃大町」としては奇妙


 信濃大町を出ると、それまで広かった山間の平地はみるみる狭まっていき、国道と大糸線は山に挟まれる格好となる。しかしすぐに…

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 …木崎湖なる美しい湖が出現する。本当に高原らしい景色の中、新宿からやってきたE257が少しくねりながら走っていく。多分外から見れば絵になる光景だろう、と思いながら少しだけ撮影したい気分に駆られる。ちなみに前もって知らないことほど美しい、と実感したのはこの時。反対側の座席に移動して、湖に釘付けになってしまった。

 山間の線路となったためか、駅の数が落ち着いてきた…と思うと今度は周囲がスキー場パラダイスの光景に変貌して来た。当然それ狙いの駅が出現してくる。「簗場駅」と「ヤナバスキー場前(臨)駅」の2つがそうである。
 それさえも過ぎると、林間に見えていた国道が一旦視界から消え、淋しい区間…とはならずにいきなり上ってきた高原地帯を下り出す。国道が眼下に再び出現し、線路は下り勾配になる。どうやら先ほどのあたりが所謂分水嶺だったのだな、とあまりに分かりやすい例に納得した。

 白馬でまた平野が広がった後は、姫川に沿った渓谷を大糸線と国道が並ぶ形になり、線形も急激に悪化、とても9両編成が来る場所とは思えないような場所となり、そろそろと対岸への小さい橋を渡って最徐行で鋭いカーブを抜ければ終点の南小谷に到着。


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南小谷到着前の空き具合

南小谷到着前放送.mp3

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 新宿、ましてや海沿いの千葉とは似ても似つかないような、正反対の土地に特急「あずさ3号」は運んでくれた。気分的には、珍しく"乗り潰し"というよりは普通の旅気分だった。しかし渓谷沿いの小さい村の空気は張り詰め、晴れているにも関わらず冷たい雨水が数こそ少ないものの、大粒で降りかかってくる。それでも、特急の為にJR東日本が用意した細くて長い1番線には、各号車ドアから少しづつ客が降りてくる。

…本当にどうでも良いことなんですが、南小谷駅の跨線橋は後ろ寄りにあります。これより先のキハ52の座席を確保したいときは2・3号車あたりの自由席車に前もって移動しておくことが良さそうだと書き記しておきます(私は調べてないので…お察し下さい)。

 ムーンライト信州の接続で南小谷までやってくると、少し時間が空くように出来ているのだけど…今回は8分乗換え。乗り潰しでなければ、そのキハ52が往復して帰ってくるまでここで待ってみるのも一興だなぁ、と思った。それほど特急から降りた南小谷は、不思議と興味深い場所だった。…日本は狭いようでまだまだ広い。

このあたりでJR線50%乗車が終了。でもまだ半分も残っている…


====

ということで「特急あずさ3号のすゝめ」的な文章はここでお開き。

色々と誤乗車お疲れ様でした(自分に)。


では/

>>つづく>>
posted by Dexef at 23:53| 京都 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 旅のメモ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年11月20日

冬臨2009

●冬の臨時列車〜2009→2010〜

 東日本はまだですが、倒壊と西日本がPDFを公開したようなので下に貼り付け

http://jr-central.co.jp/news/release/_pdf/000006433.pdf
http://www.westjr.co.jp/news/newslist/article/pdf/20091016_fuyurin.pdf


◆快速「ムーンライトながら」の運転

東京発基準12/11→1/17(上りは+1日)の期間中、毎日運転。
スジはあいかわらず固定。きっと豊橋には停まらないのだろう…


◆500系のぞみ 運転終了へ

H9から運転されてきた500系新幹線(16両編成)による「のぞみ」号の運転は、最新鋭のN700系増備や九州新幹線との兼ね合いから、来年2月いっぱいで終了する模様です。




posted by Dexef at 20:24| 京都 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 鉄道全般 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年11月19日

真似すべからず

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↑プラスチックのコーティングが施されて耐久力が向上したSui*a


試しに自販機にタッチしたところ両面(表厚約15mm、裏厚約30mm)において「ピッ!」という電子音と共に通信を確認。予想外にも4桁の残額があった為、処理に悩むのでした…

…まぁ4次カードだし良いか!←自己満


※この記事はこういった行為を推奨するものでは決してありません。


おわり
posted by Dexef at 22:14| 京都 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年11月18日

更新遅れについて

 今のところ、まとまった更新が出来る時間が無いので、一部方面からの期待がかかっているという噂の文章の投稿を延期いたします。

 その穴埋めとしてHPの鉄音更新を随時しておりますので(←そんな時間あるなら文章書け)、そちらで勘弁を…


…とりあえず休日までは書かない方針で。
posted by Dexef at 23:35| 京都 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年11月16日

代行バスが出ますよね――あぁ、そういうのは無いんですわ。

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秋撮より青海川のほうが面白そうでしょ?(←帰って来れたから言える)

ということで、15日の新潟デスティネーションキャンペーン(概要:JR6社と新潟県などが共謀して「強風」をキーワードに、皆様を新潟県に足止めすることで新潟の魅力に触れていただく企画)の方を優先して記事にしていく予定です。
posted by Dexef at 23:09| 京都 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年11月15日

もうやだ

新潟の隣、3.1`離れた白山駅に到着したが…

「反対側に参ります吉田方面行きの電車を待ちまして発車いたします」
…うん、仕方ない

が、しかし…

「対向電車は15分ほどで参ります」
は?
なんで?始発の新潟の隣だろ?
人を馬鹿にしてんのか?

さらに…

「先程、吉田行きを待っての発車と放送いたしましたが、この電車はもう1本、内野行きを待ちましてからの発車でございます」

………
何故、新潟行きを先に新潟まで通さない?

ああ…車内の雰囲気が怖い…

今日中に帰れんの、これ?
posted by Dexef at 20:39| 京都 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

現況報告2

直江津→柏崎→吉田→弥彦→東三条→長岡→越後川口→十日町→越後湯沢→新幹線
と計画を変更しましたが…

乗っていた越後線は吉田駅に1時間遅れで到着。
弥彦線は東三条方面のみの連絡で、迷っている間に発車。

乗りそびれた方面に乗るのは気に食わないので弥彦まで行って折り返し。

吉田止まりという至極使えない列車で着いた駅には越後線しか待っておらず、あえて新潟まで出ることにしたが…

小さい駅で止まったーー
↑せめて有人駅で止まれ
posted by Dexef at 18:59| 京都 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

現況報告1

直江津→十日町→越後川口→長岡→東三条→弥彦→燕三条→新幹線
としていた計画をほくほく線運休のせいで

直江津→柏崎→吉田→弥彦→東三条→長岡→越後川口→十日町→越後湯沢→新幹線
に変えてみたものの…

越後線の吉田目前で強風関連の抑止が連発。低速運転もしてもらえず、現在50分遅れ…

飯山線はおろか、弥彦線も諦めなくてはならないのか…←既に周囲は真っ暗な件

早いところ燕三条なり新潟なりに移動して新幹線に乗らねば…
posted by Dexef at 16:58| 京都 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

強風のため

越後線113に1人で閉じ込められています←現在進行形

束は昔脱線事故を起こしただけあって風にはうるさい…
posted by Dexef at 16:28| 京都 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

ほくほく線運休

不完全燃焼が確実になったぞw
posted by Dexef at 14:22| 京都 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

糸魚川

はくたか運休ワロス…

昨日みたいに不完全燃焼する予感が…
posted by Dexef at 13:27| 京都 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年11月13日

夜行と13日の金曜日は切っても切れない存在?

今日は13日の金曜日。

13日の金曜日と言えば、今年の春に「ながら」に乗った時(乗車日は12日の木曜日)もそうでした…
特に何かがあったわけではありませんが…なんとな〜く嫌ですよね(その代わりネタにはなる)。

そういうわけで今日から秋撮(秋の撮影会)なのだそうです。一部の人間にとっては"秋の書き入れ祭"らしいですが。

結局今回も雨の新宿駅(今まで必ず雨天だった)になりそうなので、覚悟しておきます〜

デハ)デハ)

posted by Dexef at 18:39| 京都 ☁| Comment(1) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年11月12日

めっきり数を減らした水色の209系

PC版のTop画像を変更しました。タイトル通りでございます。


20091109 002.jpg

20091112 002.jpg


…やっと録音したものの整理が完了したので公開します。
今回もwma形式で公開します。

◆みなとみらい線(東急9000系)
みなとみらい→横浜

◆東急東横線9000系
自由が丘→渋谷

◆京浜東北線209系
大宮→赤羽

全部欲しいという奇特な方は直接貰って下さい。



では/

P.S.
画像はつっこまないように。裏参照…
posted by Dexef at 22:47| 京都 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | HP更新案内 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年11月09日

9000系のBOXシート

…本当は日曜日に東急9000系の録音をする予定だったのですが、結局新城に行かなかったので録らずじまい。
これでは気が済まないので、本日決行。

各停(025162)の全区間を録音しましたが…まさか53分もかかるとは…
しかし沢山停まる分、加減速音がたっぷり楽しめます。

MP3にしたのですが50MB近くあるので、区間公開はするかもしれませんね…

モノラルなのですが、今の録音技術には感謝感激です。
GTO万歳〜9000系万歳〜BOXシート万歳〜

で←は→
posted by Dexef at 20:58| 京都 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

回生失効

最近TS-HTK*の距離隠し運転に慣れてきた。やや京成車は苦手なままなのだが…

*TS-HTK…TS京急・都営・京成

久しぶりに東急編を起動し、距離隠しで田園都市線の各停をやってみた…

→5mくらいオーバランしたw

まずブレーキの効きはじめが遅すぎる(京急と比較)。
その為、ブレーキはいつもの6から7へ上げるのだが…
→回生失効しました

これは無理だろ。
それから随分と早着気味な2000系。だって上り勾配で無い限りは毎回ブレーキ7だもんね…

極めた筈(残り距離標準あり)のTS東急をやり直すことにしました…
posted by Dexef at 09:27| 京都 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
6 臨時ホーム
Extra platform
  高崎・長野・新潟方面
For Takasaki,Nagano,Nigata
急行 アルプス    23:54 松 本 6両全指
快速 ウィークエンドみちのく 00:10 仙 台 6両始発
次にこのホームにまいります急行 アルプスは6両編成です。この列車のご乗車には普通乗車券のほか、指定席急行券が必要となります。この列車の停車駅は立川・八王子・甲府・小淵沢・塩尻と終点、松本です。終点の松本ではどんな列車にも早朝過ぎて接続できておりません。                     ただいまJR東日本八王子支社では、人件費削減キャンペーンを実施中です。四方津・鳥沢・猿橋駅にありました営業時間の短い「みどりの窓口」は、5月31日を持ちまして営業を終了することになりました。長い間、ご利用下さいましてありがとうございました。